陸上女子5000mにてオリンピック内定している田中希実さん。
世界選手権など数々の大会で優秀な成績を残されてきましたが、具体的にどのような経歴をお持ちなのかが気になるかと思います。
オリンピックなどで活躍されてきた選手は、学生時代にも輝かしい成績を残されていますからね。
調べると、田中希実さんは表彰台の常連である可能性がことがでてきました。
今回、高校や大学などでの経歴を時系列で詳しくお伝えしていきます。
田中希実の経歴まとめ!
去年あたりから全国的に認知度が上がってきたかと思われる田中希実さん。
オリンピックもあるため、活躍が期待されますね。
そこで、今に至るまでどのような成績を重ねてきたのか小学校から大学までそれぞれ時系列でお伝えしていきます。
田中希実の小学校での成績
出典元:スポニチ
田中希実さんは、小学5年生の頃から積極的に練習に取り組むようになりました。
また、小学校の頃から地元の新聞である「神戸新聞」の紙面にたびたび登場されています。
小学生時代の成績は以下の通りです。
<2011年>
・いなみ新春万葉マラソン大会小学生女子5・6年生(2km):優勝
新年のえとにちなみ「今年はウサギみたいに、いいタイムを出したい」というコメントを残している。
引用元:神戸新聞
<2011年>
・ゴールドコーストマラソンのジュニアダッシュ4km:優勝
こちらの大会はオーストラリアのクイーンズランド州で開催されました。
「そのときは国内の小学生のレースは3kmまでしかなくて、とても不安だったんです。でも、スタートしたら、あっという間に終わってしまった。国内の3kmのレースよりも全然短い感じでした。ゴールドコーストに滞在したことも、レースもどちらも楽しかった。
国内では優勝できるかできないかぐらいの実力になっていたんですが、海外で通用するとは思っていませんでした。だから、中学では陸上部に入り、もっと強くなりたいと考えるようになりました」
引用元:Tarzan
かなり印象的な成功体験をされたんですね。
当時同じ部門に何人参加されていたのかは不明ですが、動画を見ると結構な数の参加人数だったのではないでしょうか。
練習もされていたかと思いますが、練習と本番は別物です。
それにも関わらず、相手のペースなど何もわからない海外の大会で優勝されるとはご両親も驚きだったかと思います。
ちなみにですが、田中希実さんの陸上競技者としてのデビューは3歳の時でした。
かなり早い方のデビューかと思われます。
両親はアスリートであるため、地元で開催されたロードレースのファミリー部門に出場されました。
また、両親が参加する大会に同行するなどしていたため、もともと陸上自体を遊びや趣味として楽しんで走っていました。
田中は幼少期、イベントの受付や給水を手伝った。活気あふれる市民ランナーとの交流を通じ、走る楽しみを見いだした。
引用元:サンスポ
走ることと共に人生を歩まれてきたんですね。
それが今につながっていると思うと感慨深いです。
田中希実の中学での成績
出典元:神戸新聞
部活動はもちろん陸上部に所属されていました。
本格的に走りを鍛え出したのがこの時です。
その成果もあり、全国レベルで戦うほどに成長されました。
田中希実さん、中学の時から強くて有名だったけど、今でも記録を伸ばし続けててすごい。西脇工業時代にはいくつか資格を取ってたみたいだし、偉すぎる。尊敬しかしないぜ!!
これからも怪我しないようにがんばれよ!— マツ (@fractlate_mar75) October 11, 2020
ちなみに、西脇署で1日警察署長を勤められたことがあります。
田中希実さんの中学時代の成績は以下の通りです。
<2012年>
・ジュニアオリンピックC女子800m:6位
この辺りから徐々に注目されるようになったと思うとワクワクしますね。
<2013年>
・全中陸上1500m:4位
<2014年>
・全国女子駅伝8区:区間賞
<2014年>
・全中陸上1500m:優勝
・ジュニアオリンピックA3000m:3位
ジュニアオリンピック、女子3000mは高松智美ムセンビさんが9分17秒台で優勝、兵庫の小野南 田中希実さんは3位でした。よくがんばりました。2位は前橋富士見中学の林英麻さん pic.twitter.com/GJfcrtjynI
— 尼崎陸上親父 (@shuku910) November 2, 2014
<2015年>
・全国女子駅伝8区:区間賞
田中希実の高校での成績
出典元:神戸新聞
田中希実さんは、高校でより注目され始める駅伝にも出場されています。
また、通われていた西脇工業高校は駅伝の強豪校であり、田中希実さんも活躍されていました。
<2015年>
・和歌山インターハイ1500m:5位
・第70回国体少年女子B1500m:優勝
・全国高校駅伝女子1区:区間2位
<2016年>
・全国女子駅伝1区:15位
<2016年>
・第100回日本選手権1500m:2位
・岡山インターハイ1500m:2位/3000m:4位
【全国高校総体】
《女子1500決勝》髙橋ひな 41582 西脇工
田中希実 41595 西脇工
後藤 夢 41669 西脇工
樺沢和佳奈 常磐
工藤杏華 大分西
小笠原朱里 山梨学院
下田平渚 小林
廣中璃梨佳 長崎商 pic.twitter.com/Ep4tn6a1sp— NOBUKI (@nobu_777__tf) July 30, 2016
・第71回国体少年A3000m:2位
・全国女子駅伝1区:4位
全国高校駅伝
兵庫県女子
準優勝の西脇工業
1区 田中希実
2区 高橋ひな
3区 大西結菜 pic.twitter.com/a93twoguXL— はし (@hasi07170923) December 25, 2016
<2017年>
・全国女子駅伝4区:8位
こちらのインターハイでは、西脇工業高校が1〜3位までを独占していました。
かなりの強豪校ですね!
<2017年>
・第101回日本選手権1500m:6位
・アジア陸上選手権1500m:4位
・山形インターハイ1500m:2位/3000m:2位
【全国高校総体】
《女子1500決勝》エカラレ40706GR仙台育英
田中希実41590西脇工
モカヤ 41761大分東明
廣中璃梨佳41782長崎商
タビタ 神村学園
ムッソーニ世羅
御﨑 舞 筑紫女
和田有菜 長野東 pic.twitter.com/fx43qidYSM— NOBUKI (@nobu_777__tf) July 30, 2017
・第72回国体少年A3000m:優勝
・全国高校駅伝女子1区:区間3位
ご飯を食べていて、
2017年の女子高校駅伝1区を思い出しました西脇工の田中希実選手が、飛び出して1人独走
でもあの時は逃げきれず、最後は粘ったものの
長野東の和田選手に抜かれたレースでしたまさか2年半には日本新ペースでそのまま
逃げきれてしまう選手になっているとは
いや、すごい— うぃる (@will_ekimemo) August 23, 2020
<2018年>
・全国女子駅伝1区:区間5位
・アジアクロスカントリー選手権ジュニア6km:4位
やはり強豪校なだけ結果がすごいですね。
田中希実の大学での成績
出典元:月刊陸上競技
田中希実さんは同志社大学に在学中であり、今は4年生となっています。
今までの大学生活の中で大きな話題を呼んだのは、2018年のU20世界選手権での優勝ではないでしょうか。
<2018年>
・アジアジュニア選手権3000m:金メダル
・第102回日本選手権5000m:2位
・U20世界選手権3000m:金メダル
・IAAFコンチネンタルカップ3000m:6位
・第73回国体成年女子1500m:3位/5000m:優勝
<2019年>
・全国女子駅伝1区:区間11位
・クロスカントリー日本選手権シニア8km:優勝
2019.2.23 福岡クロカン
シニア女子 8km
田中希実 選手(ND28AC)
山ノ内みなみ 選手(京セラ)
高松智美ムセンビ 選手(名城大学)#福岡クロカン#クロカン日本選手権 pic.twitter.com/gxdsSrhOKC— maco (@maco_min) February 24, 2019
・世界クロスカントリー選手権シニア8km:39位
大学生となると活躍の幅が違いますね!
<2019年>
・第103回日本選手権10000m:6位/1500m:2位/5000m:4位
・世界陸上選手権5000m:14位
<2020年>
・全国女子駅伝1区:区間2位
10000mから1500mとマルチな走りができるのも魅力の一つですね。
<2020年>
・第104回日本選手権800m:4位/1500m:優勝
【#日本選手権 結果速報中】
📸女子1500m決勝#JAAF #陸上 #ナンバーワンしかいらない
✅選手への応援動画&メッセージ募集中✨https://t.co/HtAWb7t0e8 pic.twitter.com/olxEL9XKEQ— 日本陸上競技連盟 (@jaaf_official) October 2, 2020
これらの実績からストイックでハードな生活がイメージされるかと思います。
そこで、田中希実さんは気分転換に「赤毛のアン」や「大草原の小さな家」を読んでいるとのこと。
児童文学を読むことが好きなんだそうです。
田中希実は表彰台の常連?
![]()
出典元:JAAF
田中希実さんはこれまでに数々の功績を残されてきていますが、何回表彰台に登ったのでしょうか。
ほとんどの大会が6位までを入賞と呼び、表彰台が用意されていることもありますが、今回はわかりやすく”メダルをもらえる”というところで3位までを基準にまとめてみました。
1位(優勝、金メダル) | 10回 |
2位 | 7回 |
3位 | 2回 |
(駅伝での区間賞のことは、3位内でも表彰台に登るかは大会にるかと思われるため、今回はカウントしませんでした。)
実際はもっと多く表彰されているかと思います。
”優勝してもタイムを見て走りを分析する”と話されていたこともあり、常に上を目指してきたことで今の田中希実さんがあるのかと思われます。